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UIとは?駆け出しデザイナーが学んだ5つの基本

UIとは?駆け出しデザイナーが学んだ5つの基本

はじめに

Webデザインの勉強をしているとよく目にするUI。UIっていったい何?初心者にもわかりやすく解説します!

UIってなに?

UIの基本的な定義と役割

UIとは「ユーザーインターフェース」の略で、ユーザーがアプリやウェブサイトを操作する際に目にする部分を指します。ボタン、メニュー、入力フォームなど、画面上のすべてがUIです。UIは、使いやすさや見やすさを決める重要な要素であり、ユーザーが快適にシステムを利用できるようにする役割を果たします。

UIデザインってこういう事!

私が初めてUIという言葉に出会ったのは、Webデザインの勉強を始めた時でした。初めは難しそうに感じましたが、実際にUIの重要性を学び始めると、「これがあるからユーザーが迷わずに使えるんだ」という気づきがありました。

最近あったBad UI

先日調べ物をしていた際にとあるHPを見に行ったら、ほしい情報がどこにあるのか全然見つけられなく探し回ったことがありました。目的のページになかなかたどり着けないのではUIがよくないってことになりますよね…。

おみぎ
おみぎ
UIデザインってこういう事か!という気づきになりました。自分でサイトを作る際にも気をつけたいです。

なぜUIが重要なのか

UIが重要な理由

UIが重要なのは、ユーザーが直感的に操作できるかどうかが、サイトやアプリの成功を左右するからです。デザインが美しいだけでは不十分で、使いにくければユーザーは離れてしまいます。
見た目だけでなく、実際に自分が使う側の立場に立って欲しい情報が揃っているのか、すぐにたどり着けるのかを常に頭に入れて制作しなければいけません。

UIの基本要素5つ

UI(ユーザーインターフェース)を設計する際には、以下の5つの基本要素をしっかりと押さえておくことが重要です。これらの要素を理解し、実践することで、ユーザーにとって使いやすく、直感的なデザインを実現できます。

1. ナビゲーション

ユーザーが目的の情報にたどり着けるようにする
ナビゲーションは、ユーザーが目的の情報や機能にスムーズにたどり着けるようにするための道しるべです。ウェブサイトやアプリケーションにおいて、わかりやすいナビゲーションは必須です。ユーザーが迷わずに次のアクションを取れるよう、以下のポイントに注意することが大切です。

ポイント

  • メニューの配置とデザイン
    メニューは画面の上部やサイドバーに配置されることが一般的です。ラベルも簡潔でわかりやすい言葉を使いましょう。
  • リンクの整理
    関連するコンテンツをグループ化し、過剰なリンクを避けることで、ユーザーが情報を簡単に探せるようにします。
  • 一貫性のある構造
    関連するコンテンツをグループ化し、過剰なリンクを避けることで、ユーザーが情報を簡単に探せるようにします。

2. 一貫性

デザインの一貫性を保ち、ユーザーが迷わないようにする
一貫性は、UIデザインにおいて最も重要な要素の一つです。色使いやフォント、ボタンのデザインなどが全ページで統一されていると、ユーザーはそのサイトやアプリに慣れやすく、操作がスムーズになります。

ポイント

  • 色とフォントの統一
    ブランドのイメージに合わせたカラーとフォントを全体で統一し、異なるページ間でデザインの差異がないようにする。
  • ボタンやリンクのスタイル
    すべてのボタンやリンクが同じスタイルでデザインされていると、クリック可能な要素であると理解しやすくなる。
  • 言葉遣いの統一
    用語や表現がページごとに変わらないようにする。

3. 視覚的階層

重要な情報を目立たせ、ユーザーの目を引く
視覚的階層は、画面上の情報を優先度に応じて整理し、ユーザーがどこに目を向けるべきかをガイドするためのテクニックです。これにより、ユーザーは重要な情報をすばやく把握できます。

ポイント

  • サイズと配置
    重要な要素(例:見出し、ボタン)は大きくし、目立つ位置に配置します。一方で、補足的な情報は小さく、目立たない場所に置きます。
  • 色の使い方
    目立たせたい部分に明るい色やコントラストの高い色を使うと、ユーザーの目を引きやすくなります。
  • スペースの活用
    要素間に適切なスペースを設けることで、情報が詰まりすぎず、ユーザーが読みやすくなります。

4. アクセシビリティ

すべてのユーザーが使いやすいように設計する
アクセシビリティとは、すべてのユーザーが快適に利用できるようにするための配慮です。特に、視覚や聴覚、運動能力に制限のあるユーザーにとって、使いやすいデザインを提供することが求められます。

ポイント

  • テキストの拡大・縮小
    ユーザーがテキストのサイズを簡単に変更できるようにすることで、視覚に問題がある人も快適に利用できます。
  • 色のコントラスト
    色覚に異常があるユーザーにも見やすいよう、十分なコントラストを確保します。
  • 音声サポート
    重要な情報が音声で提供される場合、字幕や代替テキストを提供することで、聴覚に障害のあるユーザーにも情報が伝わるようにします。

5. フィードバック

ユーザーの操作に対して、わかりやすい反応を返す
フィードバックは、ユーザーが行った操作に対してシステムが反応を示すことで、ユーザーが自分の操作が正しく行われたかを確認できるようにします。これにより、ユーザーは安心して操作を進めることができます。

ポイント

  • ボタンの変化
    ユーザーがボタンをクリックすると、色が変わったり、押し込まれるアニメーションが表示されたりすることで、操作が成功したことが視覚的に確認できます。
  • メッセージの表示
    フォームの送信後に「送信が成功しました」といったメッセージを表示することで、ユーザーが次のステップに進みやすくなります。
  • エラーメッセージ
    操作に失敗した場合には、何が問題で、どうすれば修正できるのかを明確に伝えるメッセージを表示します。

まとめ

UIデザインは、ユーザーが快適にシステムを利用するための重要な要素です。初心者として学んだ基本を押さえ、常にユーザー視点でデザインを考えることで、より良いデザインを作ることができると思います。この記事で紹介した基本要素でUIデザインのスキルをさらに向上させてください。あなたのデザインが、より多くの人に愛されるものになることを願っています。一緒に頑張りましょう!

  • この記事を書いた人

おみぎ

42歳3人のママが、一念発起してWEBデザイナーを目指して奮闘しているリアルをお届けします。デジタルハリウッドWEBデザイナー専攻主婦ママクラス卒業生。大阪府在住。9歳・6歳・2歳の3人のママです。

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